NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)の日々の活動をお伝えしていきます。皆さん、応援してね!(^^)
2007年10月「夢☆発見市」に出展。
2007年11月27日 (火) | 編集 |
11月25日のイベントに、依頼を受けて笹岡が出展してきました。メンバーの松戸さんも同行して手伝ってくれました。
プログラムとしては、高知で元気に活躍している女性として選ばれた20名が一人3分間のプレゼンテーションを行って、その後に個別ブースに分かれ、一般参加者は興味のある出展者のところに行き、私たちはその相談や質問に応えるというものです。
 
「夢・発見市 ~夢をカタチに変えた女性たちの見本市!~」
日時:11月25日(日)13:00~
場所:こうち男女共同参画センターソーレ 大会議室
対象:県内女性
参加費:500円
進行:高知放送 橋詰佐織アナウンサー
詳細は、ソーレのHPをご覧ください。
(チラシもダウンロードできます)
 
しかし、タイトルに見本市って・・・標本じゃないんだから(笑)
夢発見市(会場)
 
出展予定者の女性20名には、環境カウンセラー、産業カウンセラー、ファイナンシャルプランナー、PCインストラクター、押し花インストラクターなど、さまざまな職種の方がいらっしゃいました。さすがに、皆さんパワフルな方々ばかり。
 
まだまだ私も。福祉住環境コーディネーターとして、高知で活躍している・・・
といわれると、まだ発展途上中なので少々複雑な心境ですが(^^;
福祉住環境コーディネーターについて、知っていただく機会と思ってしっかりPRしてきましたた。
夢発見市(笹岡)
 
学生さんなど、興味を持って質問してくださる方もおりましたが、
「実はうちの父が高齢で足腰が弱くて・・・」とか
「90歳の母が病気で目が見えにくくて、料理の時に怪我をしたりガスが危なくて・・・」
など、実際の住宅改修相談が多かったです(苦笑)
松戸さんと二人で、出展者の方々としっかり情報交換させていただき、知り合いになれたのが一番の収穫だったね、と話しました。これから、自分達の活動にこのつながりを生かしていきたいと思います。
 
最後に、出展者の方々の作品を紹介。
夢発見市(ストーンアート)
ストーンアート(ヤシーパークや龍馬の生まれたまち記念館で売ってます)
夢発見市(フラワー
フラワーアレンジメント(若い女性2人で廿代町に4月にオープンした花屋「Hana Hana」の作品)
夢発見市(絵本)
そして木の温もりの中の絵本店コッコ・サンです。
ご紹介しきれないけれど、他にも魅力的な方がたくさん・・・!
本当に、いい出会いの場をいただきました。
 
 
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2007年10月AGNのグッドデザイン賞!
2007年11月27日 (火) | 編集 |
本日の高知新聞夕刊に、徳島の仲間であるNPO法人阿波グローカルネットが開発した、聞こえに障害のある方のための携帯筆談器COBOの紹介記事が載りました♪
仲間の活躍は嬉しい限りです(^^)
「いずみのどこでもトラットリア」にも、細束さんに出演していただきました。
 
聴覚障害は見た目に分からない障害ということで、周囲に理解されない、聞き取れなくても聞き返せない、無視したと誤解されて人間関係に悩み仕事を辞めた方も少なくないそうです。
情報障害、コミュニケーション障害とも言われますが、この記事を見て、少しでも困っている人の助けになればと願います。
バリアフリー新法施行を受けて、全国的に公共機関の窓口やバス会社などなど交通機関への配置が広がっていますが、高知はまだまだ・・・
 
そして、何より素晴らしいなぁと思うのは、ただ福祉のためや、NPOの活動という範囲ではなく、誰もが手にしたくなるような機能性やデザイン性にも優れていること。東京デザインマーケットに出展して、NPOのコンセプトにデザイナーが協力し、企業が出資して商品化されたという、絶妙のタイミングとセンスの良さで、なんと先日、グッドデザイン賞を受賞しました。おめでとう!(^^)
 
中途難聴になった看護師さんのニーズから、徳島の仲間が試行錯誤して生まれたCOBO。
ぜひ、高知でも応援していきたいと思っています!(^^)
記事でも紹介してくださっていましたが、高知での販売窓口はNPO法人福祉住環境ネットワークこうちです。
URL:http://fukuneko-k.com(問合せフォームあり)
TEL&FAX:088-845-3657
早くも土佐市の方から注文の電話がありました♪
 
NPO法人阿波グローカルネットのHP
 
◆その中の、携帯筆談器COBOの紹介
 
私の手元にも5台ほど在庫がありますので、試して見たい方はお声がけください(^^)
ちなみに新聞記事を画像(jpeg)でアップしてみますが、読めるでしょうか?(^^;
Cobo2
  
2007年12月高知でも「悪徳リフォーム」の話題。
2007年11月27日 (火) | 編集 |
9月2日(日)の高知新聞朝刊に、県内でも悪徳リフォーム被害が多発しているという記事が大きく掲載されていました。県立消費生活センターに寄せられた苦情が18年度には、48件だったそうですが、きっとこれは氷山の一角なのでしょう。
 
◆ちなみに、高知県立消費者生活センターのHPと、そのHPに「18年度相談件数のまとめ」(PDFデータ)が掲載されています。
怖くて身内にも相談できなかった。
契約するまで居座られて怖かった。
だまされていることが周囲にバレるのが、恥ずかしくて言えなかった。
その他、契約をした意識がない(判断能力がない)状況で、うまく話に乗せられたケースなど・・・
 
私も時々、NPOの電話にも相談があったり、人づてに耳にすることがあります。
「浴室をなおしたいと言っただけなのに500万円の見積がきた。
どうしてもこれだけ費用がかかるものでしょうか?」
 
「業者が家の周りを見に来て、屋根瓦を新しくかえないと
あと半年もたないと言われた。今、替えないとだめでしょうか?」
 
「まだ契約すると決めてないのに、設計プランの相談をしただけで
建築士に80万円を請求された。払わなければいけないんでしょうか?」
 
などなど・・・
東京、大阪などの都市部ではもっと悪質で、違法すれすれの手法を使ってくるケースもあるそうです。
そうした相談にも対応できるように、アンテナを張っておかなければと改めて感じました。
 
★皆さんの周囲でそんな話を聞く事はありますか?
今後の相談に役立てるためにも、ぜひ情報をお寄せください。
NPO法人福祉住環境ネットワークこうちHP
事務局への連絡は、メールフォームからお願いします。
 

2007年7月つなぐという役割(代表笹岡のつぶやき)
2007年11月27日 (火) | 編集 |
「笹岡さんは、何をやりたいのか分からない。」
 
・・・数年前、走り回っている私に周りがそう言っていた。
 
認められないことも、否定されることも、私はただ目の前の必要なことに真剣に向き合っているだけで、それがなぜか分からなくて、苦しんだ時期があった。
 
「建築士なら、大きくて立派な建物を建てた経験がなければ価値はない」とか、障害者や高齢者のニーズに応えて奔走することも「それは建築士がやる仕事ではない」と、信頼していた仲間から、その真意も確かめずに排除されたこともあった。
 
そうした言葉に奮起して1級建築士を取得したという仲間もいるけれど、私はあえて、その中途半端な存在と否定される役割の大切さを伝え続けたくて、不器用ながらも特別な肩書きの鎧で身を守ることもせずに、ストレートな想いでただ走り続けてきた。
 
ここ数日も相談が増えている。
「身内が障害を持っていて、新築を検討していて知り合いの建築士に相談したら、図面を書いただけで80万円を請求されたけど、払うべきなの?」
「住宅に設置するエレベーターと段差解消機の違いは?安くて済む方法はあるの?」
「スロープを取り付けたいけど、どんな方法が適切なの?試せる方法はあるの?」
「障害者施設でつくった商品を広めたいけど、協力して欲しい。」
「ある工務店からリフォームのために市の助成制度を使いたいと連絡があったけど、書類の不備があったり、高額な見積り内容で困っている。」
「進行性の難病で、半年後にどんな状態か分からないけれど、今から先にどういった住宅改造が必要か、アドバイスが欲しい」
などなど・・・相談者も専門職や行政担当者や、当事者の家族など、幅広いところから相談があり、そのすべてに対して応えていくには、1つの専門性だけでは解決できない。
 
ますますそうした”狭間”の部分を解決する役割の必要性を感じている。
 
それなのに、その必要性を重視している人は少ないように思える。結局、まだまだ”狭間”を漂う中途半端な位置づけなんだなぁ~・・・つくづくその難しさを痛感する。
まだ道が確立されていなくて「パイオニアですね!」なんて持ち上げて言ってくださることもあるけど、つなぐことに終始すれば自分の専門性が薄れて、他の専門職からはアウトサイダーな扱いを受けたりする(苦笑)
でも・・・実際にはそんな私に相談が増えてきているのはなぜだろう?
 
例えば、普段の日常の中でも、いろんな場面で自分が本当に困っていることを誰に聞けばいいか、どこに行けば解決するのか分からないことがよくある。
 
そんな時に必要な情報につないでくれたり、全体を見て適切なアドバイスをくれる存在がいたら、すごく助かるけれど、最終的にはつないだ先で解決してくれたところの評価はされるけど、つなぐこと自体の大切さって、スルーされてあまり感じてもらえないことが多い。
 
最終的に、困りごとを抱えていた人が解決して笑顔になってくれるなら、黒子になることは構わないのだけど、そんな見落としがちな役割の大切さを、ある意味まだ確立されていない役割をひとつの専門性として認めてもらえるように、地道に発信していかなきゃいけないんだなぁと、まだまだ時間はかかるなぁと改めて思ったりした。
 
あー・・・なんか、書いていてまわりくどい(>_<)
要するに、あぜ道も踏みならしているうちに皆が通れる道になる!
 
私の専門は「つなぎ役」です。「歩くよろず相談所」と呼んでください(笑)
 
・・・と、自信を持って言い続けようと企んでいるこの頃です。
 
2007年6月特別勉強会(小規模多機能サービス事業について)
2007年11月27日 (火) | 編集 |
Teirei96月15日。ふくねこ緊急勉強会の開催!
きっかけは、以前から面識のあった県庁の国保指導課のTさんから、「小規模多機能サービスを、市民の方が利用しやすい制度にしていくためにどんなことが必要かアドバイスを」と連絡をいただいたことからでした。せっかくなので、私個人の知識や判断だけのアドバイスではなく、関心のある方に集まっていただいて、まずは何を目標に作られて、これからどういう方向に持っていこうとしている制度なのか・・・そこをともに学習し、共有する時間を設けてから、それぞれの立場で意見を出し合いましょう、と私から提案させていただいて、今回の勉強会が実現しました。
 
各所に声がけをさせていただいた結果、NPOふくねこのメンバー(福祉住環境コーディネーターとあわせて建築士、ヘルパー、介護福祉士、福祉用具専門相談員などの資格を持った者)、NPOさわやか高知(制度外の有償ボランティアサービスの提供)の方、高知女子大のN先生、建築士会女性部会のいたわり住宅研究会の方、など幅広い人材に集まっていただくことが出来ました。
まずは自己紹介をしてから、Tさんが作成してくださった資料をもとに小規模多機能サービスについて解説をしていただきました。なぜ、国保指導課の職員が?と疑問に思うところですが、課内の医療費適正化チームがこの事業の推進については担当していると聞けば・・・少し理解が出来るところですね。
 
2006年4月から導入された、地域密着型サービスの中に含まれる「小規模多機能型居宅介護」の考え方とは、基本的には「通い」を中心として、要介護者の状態や希望に応じて、随時「訪問」や「泊まり」を組み合わせて、サービスを提供することで、中重度となっても在宅での生活が継続できるよう支援すること。
在宅に帰れない、在宅では介護が出来ないなどの理由で、療養型病床にいるけれど、本来は環境さえ整えば在宅で生活が出来る方々に、なんとか地域に帰って生活していただける拠点を作ろう。障害が重くなっても、その人らしさを尊重して、家庭的な雰囲気の中で高齢者に向き合い、寄り添うケアを実現していこう。というのが概要です。詳細は、厚生労働省ホームページをご覧ください。
 
しかし実際に事業所の申請には、現場で対応する経営者や介護職員にとっては厳しい”しばり”があり、運営についての実践者の意見や、収支モデルを分析して考えても、「そんな拠点が出来たら理想なのは分かるけど、これほど大変な負担を強いられる内容で、実践する人にメリットはあるの?」と、素朴な疑問が飛び出すのも理解できます。実際に、小規模多機能型を実践する事業所で働いているメンバーは「確かにまだ前例が少なく、自分達で探さないと情報もあまり出ていない。運営が大変な面もあるけど、介護の専門職としては利用者の望むケアを行うことが出来て、やりがいはある。」と言っていました。
NPO同様、思いのある人が悲鳴をあげながら苦しくても自分のミッションを達成するために切り拓いていくものになってしまうのでしょうか。
 
またハード面では、いたわり住宅研究会で民家改修型の認知症対応のデイサービスを手掛けたOさんが、建築基準法にはまだ「老人ホーム」「デイサービス」「グループホーム」という用途基準がなく、少人数の利用でも「児童福祉施設」という特殊建築物の基準の適応となり、家庭的な民家の良さを残したくても、建築基準法上は様々な制限を受けてしまうため、まだ現状に対応できていない点や、関係する建築指導課などがまだ知識がなくて、行政としても対応しきれていない問題点など、経験からの意見を出していただき、改めて何よりも取り払えない大きな壁だなと感じました。
制度や交付金を利用する以上、行政とのやりとりが必要ですが、国保指導課、介護保険課、建築指導課と・・・まったく違う課が関係しているのにお決まりのタテ割で情報が分断されているので、まずはそこを何とかつないで欲しい。各課がプロジェクトを組んで横のつながりを持たせることは出来ないか、という要望はどんなケースでもよく言われていることですが・・・確かに各課のたらいまわし現象は、いつも労力を奪われる大きな問題です。
私は行政ばかりに望んでも、今までも変えられなかったし、そこをNPOがつなぐというのもひとつの役割だと思うのですが、参加者からは「いや、まずは行政の中で対処できる取り組みをしてもらわなければ!」という声が出ていました。
 
確かにまだまだこの制度には問題点はあるけれど、否定からは何も始まらない。使わなければそれさえ無くなってしまうかもしれない。制度は動き始めてしまったのだから、皆でアイディアを出し合って、改善していくしかない。
少なくとも、その必要性を感じてこうした場を設けることが出来て、意見を出し合うことが出来た時間は、お互いにとって有意義だったと感じています。
じゃぁどうすれば使いやすくなるのか、何が必要なのか、その方法は??
「これから一緒につくっていきましょう!」
また第2回、第3回とこうした場を設けましょうと約束を交わして、この日の勉強会は終了しました。
協働とまでは行きませんが、ともに成長していきながら取り組んでいきたいと思っています。
 
2007年6月定例会(INAXでの勉強会)
2007年11月27日 (火) | 編集 |
Teirei5NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)では、毎月第2月曜の夜に定例勉強会を開催しています
建築、設備、福祉用具などの商品も日々進化していくので、アンテナを張って時々は自分の中にある情報を更新していかなければ、当事者の方から相談があっても、提案に生かせない。
 
 
そこで今回は、INAXでお世話になっている武田さんにお願いして、会社としての取り組みと商品の紹介・体験の勉強会を開催することができた。
株式会社INAX 総合技術研究所 サステナブルデザイン研究室(リサイクルやUDに配慮した商品開発、研究に取り組んでいる)の杉本さんが、なんと!この勉強会のために愛知県から講師としてお越しくださいました。
よく言われることですが、講義の中では全国平均に対しての高知の高齢化の現状、2005年のデータで高齢化率は全国平均が20.1%、高知県は25.9%(全国第3位)などのデータ報告と、社会背景として高齢者、障害者施策の流れを、2006年新バリアフリー法施行に至るまで説明していただき、その中でINAXとしてどういう取り組みをしてこられたかをお話していただきました。
INAXユニバーサルデザイン指針として、分かりやすい情報、操作や動作がしやすいこと、使用方法を間違えても支障がないこと(エラーへの寛容)、身体機能が低下しても使用・メンテナンスしやすいこと、身体機能が低下しても補助手段があること、そして、デザイン性もよく、満足感を感じられること、自分の欲しいものが選べる事、価格妥当性があることなどに配慮し、商品の改良に取り組んでいることなどをお話していただきました。
 
何気なく使っている商品にも、こうしたメーカーの方々が、日々ユーザーからのニーズ収集、調査、研究、そして商品開発に努力している背景があるのです。感謝!
しかし、最近は選択肢が増えて、1つの商品でも、選択できる機能やオプションが多々あって、一度説明を聞いただけでは理解できないくらいの情報量。選ぶ時間も楽しいけれど、商品を購入する人ひとりひとりの状況に応じて、その選択肢を選んだときのメリット、デメリットを分かりやすく説明していただけることも大切だと感じました。
 
座学の講義のあとは、ショールーム内を見学、体験の時間を設けました。
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ライフスタイルの変化や、子供からお年寄りまでそれぞれの家族が使いやすい形に、膝入れスペース確保のために引き出し部分が格納できたり、収納部が踏み台として使える洗面化粧台。そして、これは主婦の視点で便利!と好評だったのが、掃除しにくい便器とウォシュレットの機能部が電動、または手動でリフトアップして、簡単に掃除ができるのです。そしてINAXのユニバーサルデザイン商品では代表的な、立ち座りが困難な方のための電動で便座が昇降する「おしリフト

皆で体験して、あれやこれやと意見も言わせていただき、しっかり貴重な体験を通して勉強させていただきました。新商品には洗面化粧台や便器にも、音楽が流れたり(商品によっては洗浄便座部分にSDカードを差し込めて、好きな音楽をかけられる!)光でライトアップされたりと、水まわりが癒しの空間であって欲しいというニーズも大きいのかなぁと感じました。INAXの皆さん。ありがとうございました!!
 
2007年6月タウンミーティングin徳島に参加
2007年11月27日 (火) | 編集 |
2007tokushima16月10日(日)徳島にて、『ディスカッションフォーラム~協働のカタチとミライ~豊中市の場合・徳島市の場合』と題して、NPO法人阿波グローカルネットの主催でタウンミーティングが開催され、高知のメンバー3名で参加してきました。
 
行政とNPOの協働について、大阪府豊中市と、徳島県徳島市のそれぞれの取り組みについての発表があり、そのあとフランクディスカッションという形式で自由な意見交換が行われていました。
 
豊中市からは、NPOの立場として私の師匠でもあるNPO法人ゆにばっぷの芳村幸司氏と辻元寿氏、行政の立場として高知にもお越しいただいて貴重なお話を聞かせていただいたこともある豊中市政策企画部部長の田中逸郎氏、そして豊中市市民活動課の本荘泰司氏がゲストスピーカーとして来られていました。
尊敬する偉大な先輩方なのですが、気さくに声をかけてくださり、2年前に皆さんが関わられている豊中まつりに参加させていただいたことを懐かしく思い出しました(^^)
 
豊中市では、市民公益活動団体と市が協働で取り組む提案を募集して市民と行政がともに豊中市をより良いまちにしていこうと平成16年度から協働事業提案制度を実施しています。
 
1.募集説明会
2.提案
3.関係課との事前意見交換・提案内容の修正
4.公開プレゼンテーション
5.決定
6.成案化検討
7.成案化事業の実施
 
という流れで成案化された事業は、来年度4月から実施になるそうです。
3.の関係課との事前意見交換・提案内容の修正は、事業開始当初はなかったそうですが、思いを持って”自分達の団体だけで頑張るよりも、市と組んだ方が充実した事業ができる”と企画を提案した団体と、それに関係する課とのやりとりが事前にない場合、せっかくいい企画でも成案化が決定した後に、関係課が「知らなかった、対応できない」ということになると無駄になってしまうので、決定審査前にそうした期間を設けたそうです。
そして、公開プレゼンテーションでは、提案団体が提案内容を説明し、その事業の関係課が提案内容に関わる地域課題や計画・施策について説明した上で、市民公益活動推進委員会が提案団体と関係課に質問をする形式になっています。ここでは「絶対に否定はしない、どうすればその提案がうまくいくかを検討する」という方向で話し合うことが、(暗黙の?)ルールとされているとのこと。
その方向性を共有できるだけでも素晴らしい!と、感激して聞き入っていました。
 
問題点として、単年度で処理できる事業、行政でできる範囲を守れる内容になりがちな面があったり、そうした協働事業の先進的な事例のある豊中市でもいいことだと分かっていても体外的に公平性・平等性を保つために認められない、実現できないなど、行政の壁は今でもある、という話もありました。
 
いいNPOとは、どんなNPOなのか?役人が選別するNPOがいいNPOなのか?
本来はサービス利用者、市民が決めるべきで、そうした事業の成果発表会は公開の場で市民に開かれた場で評価し、それをもとに制度を変えていくことが市民にとってよりよい事業を実現していくためには必要。
行政と市民が、サービスを提供する側と受ける側、という立場ではなく、NPOは行政とは違う公共サービスを供給することができる主体だから協働する意義があり、NPOと行政がそれぞれの主体性を発揮しあい、お互いが公共課題を共有して、win-winの関係を築いて解決していかなければ、いつまでも「行政はNPOを支援し、NPOは行政事業に協力する」というスタイルから脱することができない。
 
・・・高知の現状を思えば、身に染みる痛いお言葉・・・(--;
 
続いて徳島からの報告。徳島市のスピーカーは、主催のNPO法人阿波グローカルネット代表理事の本田圭一氏、そして行政の立場から徳島市市民協働課主事の只安敬子氏。
徳島市協働提案事業支援制度」初年度を担当した、徳島市協働課主事の方がスピーカーのお一人として登壇。初年度ということもあり、制度の失敗点も認めながら、今後の改善に向けての姿勢を見せてくださった。事前に関係課との打ち合わせなしに選考委員の評価で当選。決定してから、担当課と打ち合わせの段階で決裂、中止になる場合もあり、その場合は次点の団体が繰り上げになるという流れになってしまったそう。でもそれでは結局、審査は無意味で、最終的には担当課に決定権があることになってしまう!
これではいけないということで、事前に団体の紹介や活動内容、提案のあった事業の内容などを担当課に持ち込んで、意見交換をしてもらうように改善していっているとのことでした。
 
その後、高知での委託事業を通しての行政との関係やその効果について意見を求められ、今年で2年目となった高知市からの住宅改造アドバイザーの委託事業について、簡単に報告をさせていただいた。
高知でこうしたディスカッションの場を設けたら、はたして同じようにNPOと行政の担当課の職員がスピーカーとして壇上に並び、お互いの失敗点や欠点などを正直に話し合い、これからどう改善していけばいいかという話し合いが、公開の場で実現出来るだろうか?・・・と考えると、その壁は厚いように感じる。
 
あくまで目的はいいサービスを提供する事であり、協働はひとつの手段。
行政の構造を変えて行きたいための手段として、市民公益活動、みんなで支える作業がある。
最後に”協働のコツとは、もともと違う価値観と認識すること。相手の価値観を否定しないこと”という言葉で、タウンミーティングは締めくくられた。
 
まだまだ高知での現状を思えば、壊して切り拓いていかなければいけない壁の多さにため息が出そうになるけれど・・・。
否定からは何も生まれない。今は現状の中で実績を積んで、自分達の姿勢を行政、市民の方にも見てもらい、信頼を勝ち得ていく時期なのかもしれない。あせらずにNPOとしてのミッションを見失わずに頑張っていこう。
 

2007年6月第6回高知福祉機器展
2007年11月27日 (火) | 編集 |
気がつけば6月・・・なんて早い!(@_@)
今年も第6回高知福祉機器展の開催が近づいてきました!
NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)のHPに詳細をアップしましたのでご覧下さい。
http://fukuneko-k.com
 
Kikitenpamfomote_1Kikitenpamfnaka1_1Kikitenpamfnaka2_1Kikitenpamfura_1
 
 
 
 
 
 
 
 
第6回高知福祉機器展 バリアフリーフェスティバル
《主 催》生き活きサポートセンター うぇるぱ高知
《日 時》2007年6月22日(金)~24日(日)
          6月22日(金) 13:00~20:00
          6月23日(土) 10:00~18:00
          6月24日(日) 10:00~16:00
《会 場》(財)ふくし交流プラザ (高知市朝倉戊375-1)
《お問合せ・お申込先》主催事務局:TEL/FAX088-832-0766
《ブログから機器展についての情報を発信されています!》
「生き活きサポートセンター うぇるぱ高知」ブログ
http://welpa.cocolog-nifty.com/welpa/
 
今回から、総合相談コーナーが設置されて、その人の生活全体について専門職がアドバイスできるように、各ブースが連携しながら、対応する仕組みになっています。
例えば「車いすを探してる」というニーズで来られても、その方のお話を伺ってそれ以外にも生活を改善するために
必要なものがあれば「自助具」や「住宅改修」なども展示を見て、試していただいて、トータル的に提案できるようにと、考えられています。
 
私たち、NPO法人福祉住環境ネットワークこうちは、会場内で活動紹介や相談コーナーを設置させていただいています。他のブースや総合相談コーナーと連携しながら、誰もが安心して暮らせる住環境の提案をしていきたいと考えています。
住宅改修ブースの企画・展示内容についても引き続き、参加・協力しています。ぜひ、会場にお越し下さい。
 
また、有料セミナー以外にも、会場の展示を利用したオープンセミナーも企画されています。
徳島の阿波グローカルネットの本田さんにも講師をお願いしています。
 
***
日時:6月24日(日)14:00~15:00
会場:研修室D
テーマ:転ばぬ先の住宅改修
講師:NPO法人阿波グローカルネット 代表理事 本田圭一氏
対象者:民生員、町内会役員、一般の方
料金:無料
内容:お体が悪くなったり、転倒して骨折してしまう前に、
「手すり1本」が、住みなれた家で安心して暮らし続けることに
つながります。予防的な視点での住宅改修や暮らしの中での
工夫についてお話します。住宅改修で不安なこと、お困りの点
についてもお答えしますのでお気軽にご参加ください。
***
 
そのほかにも、子供から大人まで楽しめるイベントがもりだくさんです!
ぜひ、会場に足をお運び下さい。私も会場におりま~す!(^^)
 
2007年4月まじめにFJCな話(代表笹岡のつぶやき)
2007年11月27日 (火) | 編集 |
改めて、最近思う。
福祉住環境コーディネーターに出会って、はや6年。
自分なりに動いてきたけど、まだまだ浸透していない。
福祉住環境コーディネーターと言うと長いので、略してFJCとよく言われる。普通、資格の名称を略したら、英語の頭文字じゃないの?なぜか、日本語の頭文字をとってFJCと呼ぶ(^^;
 
福祉住環境コーディネーターの仕事は、手間がかかるし一人一人違うので、正解がないとも言われていて難しい。言ってしまえば、とっても燃費の悪い仕事(^^;
その代わり、依頼者の生活が改善されて、自分で出来ることが増えたり、生きる意欲が沸いてイキイキした笑顔を見た時は、そんな苦労もすーっと消えてしまう。
思わず、心の中では「よっしゃ!」とガッツポーズ(笑)
 
どんな障害を持っても、高齢になっても、住みなれた家で、その人らしく暮らしていける住宅改修のプラン提案をしたり、それだけでなく必要な情報や専門職をつないで、ヘルパーやデイサービスを活用したり、福祉用具を提案したりと、ハードもソフトも合わせて解決していく役割を担っている。
これからの時代、ますます必要となってくるし、活躍の場は住宅以外にも、商品やサービスを売り物にする業界から、まちづくりの範囲まで、どんどん広がっていく可能性があると思う。
例えば、高齢者も使いやすいお箸やお皿とか、手の力が弱くても使えるハサミや消しゴムなどの文具も、一般に販売されるようになってきた。ユニバーサルデザインを視野に入れたまちづくりも、当然の考え方になってきた。
 
でも現実には、その名前を聞いた事もない人も多い。
時々、どんなに頑張っても浸透していかないことに、ため息が出て投げ出したくなることもあるけれど・・・
そんな中で、嬉しいことがあった。
 
福祉住環境整備(障害者、高齢者のための住宅改修など)の仕事をしてると、一般の建築士と違うところは、医師や理学療法士、ケアマネジャー、ヘルパーなど、まったく違う分野の職種の方々からお話を聞いたり、情報を出し合って一緒にプランを考えることもある。
目的を共有できて、すんなり話が出来ることもあれば、専門職のプライドが壁になって、投げかけた質問も鼻で笑われて跳ね返されることもある。
 
そんな中、職種は違うけれど思いを共有できる薬剤師に出会えて、数年前から情報交換をさせていただいている。以前にも日記で紹介させていただいた川添さんは、薬剤師会の理事として、全国を講演で飛び回るほど多忙な方だけど、相談があれば家まで行って薬についてのアドバイスも行っている。
そんな川添さんが、日本薬剤師会のとある委員会の一員として、数年をかけて制作された一冊の本が完成しました!
 
「薬剤師による食事・排泄・睡眠・運動を通した 体調チェック・フローチャート」(発行/社団法人 日本薬剤師会)
 
本来は、薬剤師向けに制作された本ですが、日常生活の中の食事や排泄などの場面で、食欲がない、口の中が渇く、夜間の頻尿や便秘など、不調の原因が薬が合っていないことや、副作用にあるかもしれないと、チェックできる内容になっているので、一般の人にも分かりやすく、私たちが福祉住環境コーディネーターとして、相談者の家に伺った時にも、困っていることに気付けるアンテナがひとつ増えて、とても勉強になる。
 
その本の中で、川添さんが、
『福祉住環境コーディネーターなどが身体機能をふまえた住宅改修の提案をしてくれるので、相談をするとよい。』
と、まだまだ浸透していない福祉住環境コーディネーターと言う言葉を、取り入れてくれた。日本中の薬剤師がその名前を目にすることになる。
これは、本当に画期的・・・いや、革命的な出来事だ!
 
「笹岡さんの話や行動から、福祉住環境コーディネーターの役割の大切さを教わった。こうやって、その行動が一人の薬剤師を動かしたんだから、自信を持って。」
 
川添さんに感謝するとともに、今までやってきたことが間違いじゃなかったんだと、少し救われた気がした瞬間だった。まだまだ道のりは遠いけど、地道に信じた道を進んでいこうと改めて感じた。
 
フローチャートについて書いている、川添さんのブログ記事はこちら
 
PDFでご覧になれる方は、フローチャートのデータです。
 
なお、この本は一般には販売されていません。ご希望の方はお住まいの県の薬剤師会にお願いしてみてください。私は特別に購入させていただいて、手元にありますので興味のある方はご連絡くださいませ。
  

2007年4月定例会(薬と暮らし)
2007年11月27日 (火) | 編集 |
Teirei44月9日。ふくねこの定例会がありました。定期的に講師としてお越しくださっている、くろしお薬局の川添哲嗣さんに「くすりと暮らし」と題して、お話をしていただきました。
生活の中の食事・排泄・睡眠・運動機能について、いくつかの質問に答えていただければ、薬があっているかどうか、薬による副作用で困られているのではないか、ということが、ある程度判断できる簡単なチェック項目をアドバイスをいただきました。
 
福祉住環境コーディネーターとして住環境整備に関わる中で、「ふらつきがあるから、段差をなくしたい」とか「トイレが間に合わないから、改修したい」「食欲がないから体力が落ちる、体に力が入らないから動けない」という相談があった場合、すぐにハード面の改修のプランを考えるのではなく、薬の影響ではないのかな?ということも、一度考えてみる視点を持つことは、本当に大切だなぁと感じました。内容の詳細については、部分的にお伝えして誤解を招いてもいけないので、ここでは控えます。
そして、そんなときに「あの薬剤師さんに聞いてみよう!」と思えるつながりがあることは、本当に心強いです。定例会のあとも、川添さんに質問したい人が多くて、寒い会場の入口で1時間ほど拘束してしまいました。それだけ、薬の問題は身近で、生活に密着した問題なんだと改めて考えされられました。川添さん、ありがとうございました!(^^)
 
興味のある方は、川添さんのブログをぜひご覧ください。
☆くろしお薬局のブログ「土佐の高知の薬剤師通信」
 
2007年4月定例会(AED講習会)
2007年11月27日 (火) | 編集 |
3月12日。ふくねこ(福祉住環境ネットワークこうち)の定例会として、高知赤十字病院救急部の島津Drに、AED(自動体外式除細動機)の操作方法など、教えていただきました。
 
Teirei1AEDを設置してある箇所が増えているのは目にするものの、中身がどうなっているかが分からないと、いざという時に触れるかと言われたら、躊躇してしまうなぁと思っていました。島津Drの指導のもと、実際に触ってみると「なんだぁ~。」と思うほど、簡単。しかも、患者さんに対して電気ショックが必要かどうかの判断は、AEDがしてくれるのです。電源を入れるところから、機器のアナウンスに従えばいいだけになっています。
  
Teirei3参加した皆さんも、すっかりAEDの操作に自信がもてた様子でした。でも、大切なのは、それまでに人工呼吸、心臓マッサージを行うことなんですね。その練習は必要だと感じました。皆さん、改めて、正式に救命救急講習を受けてみたいと思われたようでした。「ふくねこ」でも受講したいと思います。
 
 

また、島津Drおすすめの「安全なママチャリ」も紹介してくれました。大阪のランドウォーカー㈱というメーカーが開発したユニークな自転車です。前輪が二輪になっていて安定していたり、段差を超えるにもサスペンションが効いていて、ショックが少なく走れます。実は、数年前に自転車に乗っていて原付バイクにはねられるという交通事故に遭ってから、怖くて自転車に乗れなくなってしまった私も、もしかしてこれなら乗れるかも?と期待しています。画像は、島津Drが実際に使われている自転車です。Teirei2
 
 

2006年12月福祉住環境ネットワーク会議全国大会in徳島
2007年11月27日 (火) | 編集 |
12月2・3日の2日間。全国で福祉住環境整備を柱に活動している団体が徳島の地に集結し、福祉住環境ネットワーク会議が開催されました。簡単に写真だけのアップですいません!
 
Tokushima1左から東京商工会議所検定対策部長の川瀬さん。今年度議長の岩手の大志田さん、事務局の芳村さん。福祉住環境コーディネーター協会の杉田さんです。
 
 
 
 
 
 

Tokushima3愛知、大阪の皆さん。
 
 
 
 
 
 
 
 

Tokushima4北海道、宮城、福島、新潟の皆さん。
 
 
 
 
 
 
 
 

Tokushima5新旧交代!今年度議長の岩手の大志田さんから、福井の谷口新議長へ激励も込めて熱い握手です!
 
 
 
 
 
 


Tokushima6第2部パネルディスカッションの様子。高知から笹岡もパネリストとしてお話させていただきました。
 
 
 
 
 
 
 

そして・・・懇親会では、大盛り上がり!! 
  
会場では、シティFMの取材も数名にさせていただきました。皆さんマイクを向けても「本当なの?」と半信半疑(^^;来年1月の最初の放送となりますので、お楽しみに(^^)
Tokushima9
 
 
 
  
 
 
 
 

Tokushioma7徳島に来たら、阿波踊りを習得して帰ろう!ということで、みんなで阿波踊りを体験!意外と細やかな動きに特徴があり、難しかったです!
 
来年は、岩手県盛岡市での開催となります!それまでの1年に高知も成長したいと思います。お会いできた皆さん、ありがとうございました!
 

2006年12月ふくねこ相談所
2007年11月27日 (火) | 編集 |
Cat1211月29日。
以前からあたためてきた「福祉住環境ネットワークこうち」の新たな取り組みが始動しました。
住環境整備に関わる中で、いつも感じていて改善に取り組んでいることですが、高知にはいい専門職も、さまざまな思いを持って活動しているNPOなどもあるのに、なぜ本当に困っている人にその情報が届かないんだろう?そこをつなぐことで、解決できることはたくさんあるはず。
今までも、私たちに相談があったことを他のNPOや専門職につないだり、ニーズが共有できる他のNPO同士を紹介しておつなぎするといったこともありました。また逆に、他から私たちにバトンを渡してくださることもありました。
そのつなぎ役も、福祉住環境コーディネーターとして大切な役割じゃないかと日々感じています。
 
そこで・・・まずは、町内会単位で地域のお住まいの皆さんが、どんな事に困っていて、どんな情報を必要としているかのか、その問題点やニーズの抽出のために、出張相談窓口を開催することにしました。
今まで活動を重ねてきた中で、NPOや行政、専門職、当事者団体、などなど様々なつながりが出来てきましたので、必要な情報にはおつなぎできるネットワークもあります。自分達だけで抱え込んで解決するのではなく、自分達の専門性で解決できることと、それ以外はうまくつなぎながら、みんなで一緒に取り組んでいけたらと考えています。とにかくまずは第1回を開催してみよう!という事になりました。
 
そこで、やはり呼びやすいネーミングがほしいという事になりました。
「福祉住環境ネットワークこうち」という名称は長すぎてなかなか覚えてもらえないので、愛称を考えよう!とメンバー間でアイディアを出し合いました。
・・・そして、決定したのが「ふくねこ」なのです。なぜかって?
祉住環境ットワークうち」から、4文字とってふくねこです(^^)
皆さん。覚えてくださいね!
 
Fukuneko1相談会の様子です。暮らしの中の困りごとについて、お一人ずつお話をしていただきました。また実際に、手すりの素材、福祉用具についてもサンプルを見ていただきました。
 
 
 
 
 
 

Fukuneko2手すり位置測定器「THE手スケ」を使っての、適切な位置での手すりの説明。簡単な介護予防の視点での手すりの効果もお話しました。
 
また次回への課題もみつかりましたが、皆さん「ためになった」と喜んでくださいました。また次回には違ったテーマで、開催したいと思います。ご希望の町内会の皆さん。ぜひふくねこにお声掛けくださいませ♪
  

2006年12月NPOでの住環境アドバイス
2007年11月27日 (火) | 編集 |
数ヶ月前に、障害を持つ子供さんの将来を考えて、新築を検討されているご夫婦から相談を受けて、障害に応じて、またその後の成長に配慮してどういった住環境の配慮が必要なのかなど、アドバイスをさせていただきました。今回はNPOとして相談に対してのアドバイスのみでしたが、最近その住宅が完成したとのことで、ぜひ見に来て欲しい!と連絡をいただいて伺ってきました。(施工は彩ホームプロジェクトさんです)

Kochan4段差も少なく、壁側には腰掛けて靴の着脱動作が出来るベンチを設置。土間を広めにとって、車いすなどの移動も楽に出来るようになっています。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
Kochan2腰掛けられる高さの和室。広いLDKの床はコルクカーペットになっており、子供さんが寝転がったり這ったりしてもやわらかくて安全です。床暖房も使われていて素足でも気持ちのいい空間になっています。
 
 
 
 
 

Kochan3立派なキッチンからは、子供部屋の様子も見えるようになっていて安心ですね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

Kochan1廊下から洗面脱衣、トイレ、浴室への移動も広めの引戸で有効開口をゆったりとっています。
 
 
 
 
 

全体的に木の暖かみが感じられ、明るい家になっていました。
子供さんの成長に応じて変化も必要だと思いますが、健やかに幸せに成長されますように、私たちも願っています(^^)
 
2006年12月出張講演「障害者って特別な人?」
2007年11月27日 (火) | 編集 |
11月12日。
高知市内の某中学校から、人権参観日の日に講演の依頼をいただきました。
当初はバリアフリーやユニバーサルデザインについてなどの案も出ていたのですが、先生方と内容を検討して、今回は障害者って?普通って何?という中学生でも入りやすいお話をさせていただく事になりました。
そして福祉住環境ネットワークこうちから阿部事務局長と甲藤理事のペアで、「障害者って特別な人?」というテーマでお話しをさせていただくことにしました。頚髄損傷のため車いす生活を送る甲藤さんが受傷した頃からのこと、そしてともに暮らす阿部さんの体験からのお話を、生活の中のことや、まちに出掛けた時のこと、車の運転など、皆さんが身近に感じられる場面からお伝えしました。
熱心に耳を傾け、メモをとる生徒さんの姿も多く見られました。中学生の柔軟で豊かな感性に少しでも届いていて欲しいと願います。
実際には、生徒さんのご両親や先生方の大人も、日頃、障害を持つ人と接する機会がなく、知らないことや偏った知識しかなかったり、ということもあるようで、感心しながら聞いてくださっていました。講演前の打合せ場所も、車いすユーザーなのに階段しかない2階の職員室を指定されていたり・・・駐車場スペースが広く必要なことも、車いすの扱い方も分からなくて、通路の段差を越えるのにも操作に戸惑っている先生方もおられました。単発ではなく、これがいいきっかけとなって、また継続して一緒に勉強できる機会があれば・・・と思いました。

Seibu1Seibu2今までも、小学校の総合学習の時間での講義もさせていただいていますが、こうした機会をまた増やしていきたいと思っています。やはり、子供の頃にこうした体験が出来る事は大切だと感じています。


出張講演、阿部&甲藤ペアでお受けします!学校関係の皆さん。いつでもお声がけくださいませ♪
 
2006年12月定例会(11月)
2007年11月26日 (月) | 編集 |
11月8日。福祉住環境ネットワークこうちの定例会を、下記の内容で開催しました。

◆第41回福祉住環境ネットワークこうち定例会
   日 時:平成18年11月8日(水)19:00~21:00
   場 所:たかじょう庁舎2階 市民活動サポートセンター大会議室
   内 容:「建築士の仕事・図面の読み方」(1h)
            講師/岡本円(福祉住環境ネットワークこうち副理事長)
        「助成制度を利用した住宅改修の流れ」(1h)
            講師/笹岡和泉(福祉住環境ネットワークこうち理事長)

Teirei111高知市からNPO法人への委託事業として、住宅改修アドバイザー事業を4月からお受けするようになって、改めて感じた問題点。
住宅改修の方法や効果を伝える以前に、制度についての理解がまだ医療・介護の専門職にも浸透していないこと、建築図面の読み方や、何のために書く必要があるのかを理解できていない方も多く、基本的なところの情報が行き届いていなくて、まずはそこから取り組もうと、こうしたテーマでの定例会を開催しました。
一般の方も参加してくださり、メンバーも改めて持っている知識を再確認しようと、基礎的なやさしい内容での説明をさせていただきました。来年には、各方面の専門職をお招きして、またこうした入門編の勉強会を開催していきたいと考えています。


ところで・・・こんな困った画像をひとつ。

Teirei112_1某所の車いす用駐車場。定例会を終えて、帰ろうとした車いすユーザーのメンバーの一人が、駐車場を見て愕然。停めた車の周りに自転車がぎっしりと停めてあります。これじゃぁ出られません(>_<)
皆さん。利用する人の立場になって「自分だったらどうだろう・・・」と考えて行動しましょうね!
 
2006年12月FJC検定対策セミナー
2007年11月26日 (月) | 編集 |
恒例の福祉住環境コーディネーター(略してFJC)の検定対策セミナーを10月14・15・29日と開催しました。
セミナーを開催するとなると、まずネックになるのが大きな書店の少ない高知では、「福祉住環境コーディネーターのテキストを書店で探したけど見つからない。そちらで用意してもらえませんか?」という問合せが多いのです(>_<)他県にも確認してみましたが、状況の似ている徳島県でも紀伊国屋がありますし、どうも他ではそうした問題はない様子。
受験者数が少なくなっているためか、福祉住環境コーディネーターの検定試験に関する情報も、受験希望の方に届いていなくて、「受験の詳細を教えて欲しい」「受験概要の冊子を郵送して欲しい」という問合せも・・・。福祉住環境コーディネーターは、東京商工会議所が初めた検定試験ですので、通常は高知商工会議所に行けば、受験案内の資料がおいてあり、受験会場も商工会議所(受験者数が多い年には女子大)になっています。
それさえもあまり知られていなくて・・・まずは、情報を届かないと関心を持ってくれる人も増えないよなぁ・・・と毎回あたまを抱えています(--;

そして、今回セミナーに申込みをしてくれた人の中にも、受験申込み期日を知らずに申込みしそびれたままセミナーを受講された方がいました。地域の中で、住み慣れた家で暮らす高齢者も障害者も増え続けていく、これからの時代には、さらに必要となってくる検定資格なので、なんとか来年にはもう少し盛り上げていく仕掛けをしたいと思います。本当に大切なのは、試験に合格することではなくて、福祉住環境コーディネーターの中にある”意識”を広く持っていただくことなんですよね。

では、改めまして・・・福祉住環境コーディネーターの紹介です。
◆東京商工会議所のホームページはこちら
左側の検定試験一覧から、「福祉住環境コーディネーター検定試験」をクリック!

◆福祉住環境コーディネーター協会のホームページはこちら
「全国の活動グループ」のリンクには、福祉住環境ネットワークこうちも登録されています(^^)

ご存知でない方も、テキストは一般の書店にも(数は少ないけれど)置いてありますので、ぜひ手にとって一度読んでみてくださいね。
Fjc2セミナーでの岡本講師(建築担当)の講義の様子です!
 


2006年12月セミナー受講生との打ち上げ。
2007年11月26日 (月) | 編集 |
9月30日の夜。6月~8月末まで2ヵ月半、再就職者向けセミナーの依頼をいただいて、「福祉住環境学」の講師を担当させていただきました。2ヵ月半の長期のセミナーは初めてで、ほぼ月曜から金曜まで午前中の3時間に講義時間が組まれており、もちろん日常の仕事やその他の活動とも同時進行なわけで・・・想像以上にかなりハードでした(>_<)
講義は、福祉住環境ネットワークこうちから、笹岡と阿部さん、溝渕さん、で交代で担当しました。
再就職者向けセミナーということで、30代から50代くらいまで、一度は就職経験のある世代の皆さんに向けての講義で、講義の合間の会話などでは、人生経験の豊富な先輩方からいろいろと教わることもあり、いい経験をさせていただきました。
 
そんな皆さんもセミナーを終了されて、20名という人数だったので仲もよくて、その打ち上げを開くことに。そこに、「福祉住環境学」の講義を担当した私たちも声を掛けていただきました。
講師と生徒という状況では話せなかったことも、ざっくばらんに質問していただいたりして(うーん。それはここではオフレコですよね?阿部事務局長!!(>_<))・・・楽しい時間を過ごさせていただきました。
またこれをきっかけに、福祉住環境ネットワークこうちの活動にも参加して欲しいとおもっています!
皆さん。また飲みに行きましょうね!!(^^)
 
2006年12月出張!ミニ介護教室
2007年11月26日 (月) | 編集 |
9月30日。高知市大津にある、多機能型介護施設「トマトの樹」から依頼をいただいて、毎月地域の人を集めて開催しているミニ介護教室で、一般の方を対象とした住宅改修(どちらかと言うと転倒予防の範囲)のお話をして欲しいとのことで、メンバー数名と行ってきました。
つないでくださったのは、福祉住環境ネットワークこうちの定例会にも時々参加したり、高知福祉機器展の住宅改修ブースにもスタッフ参加してくれている、Kさん。この施設の立ち上げから関わり、ひとりひとりが自分らしくいられる場所を作りたいと、たくさんの思いを盛り込んでこの施設を地域の中で生かしていけるようにと張り切っている、いきいきとした笑顔にこちらまで嬉しくなりました。
施設内にはデイサービス・ショートステイ・グループホーム・ヘルパーステーション・ケアプランセンターがあり、近隣の方が気軽に訪れる、地域密着の施設となっています。
周辺の地域に住んでいる皆さんが”高齢になってもしものことがあっても、ここがあるから大丈夫”と安心できる場所。そう思ってもらえるのが何より嬉しいとKさんも言っていました。休日には地域の方が、草むしりなども手伝いに来てくれるそうです。いい関係が出来ているんですね!
月に1回のミニ介護教室では、介護予防体操や、救急救命について、福祉用具についての講座など、施設利用者だけでなく、地域の方にも役立つ内容で開催しており、毎回30人前後は参加されているそうです。

Tomato1会場となる「そよご広場」は、外部に開けた広いスペースになっていて、とても気持ちのいい空間!

Tomato8施設のつくりはシンメトリー(左右対称)な形になっており、トマトのイメージで半分は緑を基調に。もう半分は赤を基調にしています。食堂スペースも、なごやかな雰囲気の快適な空間です。

Tomato2栄養士さんがカロリー計算をしている食事も、和食で品数も多く、素材の美味しさがうれしいメニューです♪

Tomato4Tomato3住宅改修についてのセミナーの様子です。

Tomato5Tomato6福祉用具の説明の講義は別の人が・・・という予定が、なぜか現れず、引き続き私たちが担当することに。実際に車いすの操作など、体験していただきました。「どうやって動かすがぞね?」「こりゃぁけっこう快適やねぇ!」「金額はいくらぐらいするが?」など、皆さん興味深く体験していました。

Tomato7福祉住環境ネットワークこうちの理事である、窪田さんと甲藤さんのツーショットです。車いすユーザーである甲藤さんは、自分の使っている車いすの説明をしてあげて、おばちゃま方に大人気!でございました(^^)
 
 
 
 
 
 

 
お散歩に行きたい人、会話を楽しみたい人、ご飯を作りたい人・・・施設にいるひとりひとりの行動にそっと寄り添っている職員の方の姿勢が、とても暖かかったです。本当に素敵な場所、「トマトの樹」(〒781-5103 高知県高知市大津乙880-2)に、皆さんもぜひ遊びに行って見てくださいね。


2006年9月タウンミーティングin島根に参加。
2007年11月26日 (月) | 編集 |
9月9・10日の土日は、島根県で開催されたしまね福祉住環境ネット主催の「タウンミーティング2006inしまね」に参加してきました!
Shimane3Shimane1昨年立ち上がったばかりの島根での活動。これからの展開につなげるために、他県での活動を聞いて参考にしよう!自分達にできることを見つけよう!という趣旨でした。大阪、徳島、高知、広島のコーディネーター、パネリストが、各地での活動報告とこれからの展開についてお話をさせていただきました。
 
島根の人たちはまじめで大人しい。
そう聞いていましたが、ほんとうにグループワークが始まってもしばらくは静かなままで・・・どうなるかと思いましたが、だんだん時間がたつにつれてディスカッションも熱を帯びてきて、参加者の皆さんそれぞれの立場で抱える疑問や悩みを出し合いながら、これから自分達がどう動いていけばいいか、そのために何が必要かを活発に話し合っていました。
この日が”気付き”の場であり、”はじまり”の場となったようで、よかったです。心からエールを送りたいと思います。高知も負けないように頑張らなければ!と、こちらも皆さんにパワーをいただきました(^^)
 
 そして夜の懇親会。昼は大人しい島根の皆さんが、夜は豹変・・・いや(^^;、非常に明るく楽しく盛り上げてくださって、とっても楽しかったです。歌って踊る人あり、まさかのゴレンジャーも登場し、キャラが壊れる人もありで・・・やっぱりネットワーク会議のメンバーは、こうでなくっちゃ~!(^o^)♪深夜に割子そばも食して、3次会へ突入!と、すっかり楽しませていただきました。
 
翌日は、出雲大社と島根ワイナリーに連れて行っていただきました。
Shimane4Shimane6雨の出雲大社は、静かなるパワーを肌に感じられてとても癒されました。周辺をゆっくりと歩きながらマイナスイオンもたくさん吸収してきました。出雲大社のルーツのお話。
出雲の神さまといえば「縁結びの神さま」と言われていますが、この「縁結び」ということは、単に男女の仲を結ぶことだけでなく、人間が立派に生長するように、社会が明るく楽しいものであるように、すべてのものが幸福であるようにと、お互いの発展のためのつながりが結ばれること、なのだそうです。
 
そうすると、私たちがいま、高知のまちに笑顔をふやしたいと思って動いていることも、「縁結び」の意味につながるのかもしれません(^^)
 

2006年8月ベーシックセミナーA終了。
2007年11月26日 (月) | 編集 |
Basic1Basic27月22・23日と、大阪から講師を招いての福祉住環境に関するセミナーを開催しました。
 
家をなおして住みやすくする時に、大工さんや建築士さんに専門用語でまくしたてられて理解が出来なかったり、こうして欲しいという希望があるのに、うまく伝わらなかったり・・・
結果、せっかくお金をかけて家をなおしたのに、思ったものと違う。使いづらい。ということは、一般のリフォームでもよくあること。高齢になったり、障害の状態に合わせたりとなればなおさらです。
 
そこで、一般の人や介護職、医療職の人が、建築屋さんと会話できるために、建築の基礎の基礎から分かりやすく皆で勉強をしましょう!というのが今回の趣旨でした。
家がどんな風に建てられるのか、部材ひとつひとつの説明から、図面の読み方、書き方や、見積もりの見方、作り方まで2日間かけて、わきあいあいと作業を進めていきました。
 
参加者の皆さん、それぞれの立場で悩んでいる様子。
例えば介護施設の建築を設計士に頼んだけど、思うようなものが出来ないとか・・・自分の親のための改修も知識がなくてうまくいかなかったとか・・・。
まだまだ、必要としてる人に情報を届けたり、相談に対応していく私たちのNPOのような活動は、これからますます必要なんだと改めて感じました。がんばらなくっちゃっ。
 
帰りは雨の中、大阪から初めて高知に来られた講師を桂浜とたたき工房へご案内しました。そのあと空港へお送りするため、あまり時間がなくて急ぎ足でしたけど。
こんな時のために観光の穴場も調べておかねば、と思いました~(^^;
 
さぁて、第2弾のベーシックBセミナーが8月末に開催です。
 
2006年3月聴覚障害と住環境を考える
2007年11月26日 (月) | 編集 |
tokusima23月19日、徳島のNPO法人阿波グローカルネット主催のタウンミーティング「聴覚障害と住環境を考える」に、メンバー数名で参加してきました。講演してくださった第一福祉大助教授の山口利勝先生は中途失聴者であり、現在も補聴器をつけての聴こえが6割程度と言われていました。20代前後から軽い難聴がはじまり、年々症状が進行していった過程では、自殺を考えるほど一人で苦しみ、”ごまかし、逃げる”人生だったと、体験を話してくださいました。
 
いただいたレジュメにも、聴覚障害者についての詳しいデータがびっしりと書かれています。
聴覚障害にも、
難聴者:医学的に難聴と診断され、補聴器などを活用して声による会話を行っている人
ろう者:声に頼らない手話コミュニケーションを重視する聴覚障害者で、典型的には聾学校卒業生を指す。
中途失聴者:人生の途中から聴覚障害を負った人
 
など、障害内容が分かれていて、さらに難聴にも軽度・中等度・高度・重度と程度に分類があり、障害認定を受けられる高度以上の難聴者よりもある程度の会話は聞き取れるが、8割聞き取れても2割は聞き取れないというような軽度の方が圧倒的に多い事も分かりました。
 
軽度の場合、1対1では聞き取れても複数での会話になると聞き取れなかったり聞き間違いがあったり、相手の気持ちがうまく理解できなかったりと、一見、他者から見れば障害が分かりにくいだけに、理解されず苦しんでいる方も多いというお話を聞きました。
 
山口先生のお話は終始、聴覚障害がいかに社会の理解がなく、苦しんでいる人も多い、大変な問題を抱えている障害であるか、といった話であったように感じました。
 
その時点では、もちろんそれは事実だとしても、それを自分からの努力や工夫で、障害があってもいい人間関係が築けている、自分らしく生きている人の例も話していただかないと、聞く人の心にマイナス要因ばかりが印象付けられてしまうのではないか、聴覚障害をお持ちの方が聞いたら、ますます悲観的に捉えてしまうのではないかと、心配になりました。
 
ただ、改めて大切な視点に気付かされた事がありました。
もしも身近に障害を理解されず社会参加出来ずに悩んでいる人がいたら、私はきっと、周囲に努力してもらうことも必要だけど、自分から自分の障害について発信していくことも必要だと、話しかけると思います。
 
それは実際に必要なことなのですが、その前にワンステップ重要な手順が抜け落ちていては、返って傷を深めてしまう可能性もあるということです。他者に障害の理解を求める以前に、自分でも”他者から見えない障害である
ことが理解できていない人も多い”ということ、”自分の聴こえ方が、どんな状態であるのか説明できない人も多い”ということをお聞きして、なるほどと考えさせられました。
まずは自分の障害がどういうものなのか、障害の構造を分析し理解することが障害の受容につながり、他者と関わるときに困難だと感じても、それは自分が悪いのではない、恥ずかしいことではない、人に配慮を求めればいいのだと考えられるように努力する、または関わる専門職などが導いていくことが大切なのだとお聞きしました。
そのために自分の状況を説明できる力や強さを見に付けていくことが必要であることは、他の障害でも言える事で、そうした心のバリアを取り除くために、健聴者や社会にも理解を求めていきたいと、強く訴えていた山口先生の思いも最後までお話を伺って理解できました。
 
山口先生が紹介されていた中に、「耳の障害は、人と人との関係をうばう障害である」というヘレン・ケラーの言葉がありました。
 
今回は「聴覚障害と住環境」というテーマでしたが、何がバリアで改善しなければいけない点かというところは、ハードではなく、コミュニケーションがうまく取れないことによって起こる問題や精神的ストレスが大きなウェイトを占めているという事の深刻さを改めて考えさせられましたし、これから住環境整備の現場に関わる中でも、そうした視点を生かしていきたいと感じました。
 
参考に、山口利勝先生の著書をご紹介します。
「中途失聴者と難聴者の世界 -見かけは健常者、気付かれない障害者-」
 
tokusima1tokusima3
 
主催の阿波グローカルネット考案の、難聴者のためのコミュニケーションボード(筆談ボード)「COBO」と、NTT発行の「電話お願い手帳」の画像を掲載します。
 

2006年2月インターネット福祉機器展
2007年11月26日 (月) | 編集 |
kiki2月27日(月)の高知新聞朝刊23面に、「インターネット福祉機器展」についての記事が掲載されました。
主催の「生き活きサポートセンターうぇるぱ高知」が核となって、今年で5回目になる高知福祉機器展の思いを、365日ウェブ上でも情報発信していこう!という目標を掲げ、昨年から実行委員の皆さんと試行錯誤しながらつくりあげてきました。私たち、福祉住環境ネットワークこうちは、本番の機器展と同じく、住宅改修(暮らしやすい住まい)ブースを担当させていただいています。
PCにうとい私には、HTMLやらスタイルシートやらムーバブルタイプやら・・・出てくる言葉が外国語のようでしたが、皆さんに助けていただいてなんとかベースの形は出来ました。もちろん!これからどんどん、進化させていきたいと考えています。
ぜひ一度ご覧いただいて、感想を聞かせて下さいね。
インターネット福祉機器展
http://welpa-kochi.jp/

主催のうぇるぱ高知のホームページはこちらです。
http://welpa.cocolog-nifty.com/welpa/
 
2006年2月岡山県津山市からのお客様。
2007年11月26日 (月) | 編集 |
tuyama1tuyama212日の日曜日。岡山県の「津山福祉住宅研究会」の皆さん15名が、高知に来られました。
毎年研修旅行をされているそうで、今年は高知を選び私たち、「福祉住環境ネットワークこうち」と情報交換・交流の場を持つ事になりました。津山の皆さんは、社協の方、建築士、理学療法士、施設職員、障害をお持ちの方、民生委員さんなど、さまざまな立場から住まいの改善に取り組んでいらっしゃるようでした。
私たちからは、現在取り組んでいることや、これからやっていこうとしていることなどお話させていただきました。津山では、住宅改修についての相談やコーディネートに対応されていて、勉強会なども続けらているそうですが、まちづくりの範囲までは関わられていないとのこと。
ソフト、ハード両面でのユニバーサルデザインの視点や、防災の視点で向こう三軒両隣の近所づきあいをどう深めていけばいいか、など意見交換が出来て、有意義な時間が持てました。
また、福祉住環境コーディネーターを世に役立つ存在にしていこう、これから活躍の場をひろげていこう、ということについても、関心を持ってお話を聞いてくださいました。
1泊2日の研修旅行で「龍馬のうまれたまち記念館」も見学されたとの事。少しでも高知の魅力に触れていただけたこともよかったなと思いました。今度は私たちが、津山に遊びに行きたいですね。
 
2006年2月タウンミーティング終了!
2007年11月26日 (月) | 編集 |
2006tm12006tm32月5日にNPO法人設立記念総会、タウンミーティングin高知、無事終了しました。
設立記念総会では、知事代理の方、市長代理の方のご祝辞もいただき、感慨深いものがありました。
タウンミーティングは今年で3回目ですが事前の準備、打合せから当日までの作業は大変で、すごくパワーを消耗するのですが、その分得るものも大きく、心地よい疲労の中、次回はどんな形にするか、どう改善するかなど実はすでに考え始めています。(ほとんどビョーキかも(^^;)
毎回テーマは「福祉住環境コーディネーター」であったり、「行政とNPOの協働」であったり、「まちづくり」であったり・・・サブテーマは違っても、大きなテーマは同じです。
「障害があっても高齢になっても、誰もが安心して自分らしく暮らせるまちに、高知をしていくにはどうしたらいいか、皆で考えてみん?そして、一人一人に出来ることからやってみようや!」それはずーっと言い続けているテーマで、もちろん、すぐに大きな動きになったり、急にそんな大きな目標を解決できる動きはできないと思います。でも回を重ねるごとに、私たちが何を目指して何をやろうとしているか理解をしてくださる方が増え、少しずつですが変化を感じるというか・・・以前より、熱の伝わり方が早くなったというか・・・何かプラスの変化を感じています。
 
年に一度ではなく、不定期に、いろんな場所で、主催団体のカラーも違った形で、違った価値観や専門性を持つ方々が、大きな1つのテーマを共有して情報交換・意見交換できる場、そこから得た気づきを次の行動に移せる場を継続的につくっていくことが大切だし、各場面で困っている現状を変えていく大きな力になるのではと感じています。いきなり大きなことはできなくてもいいし、大そうな悟りを開かなくてもいいから(笑)、「そうか、自分と違うこんな意見もあるんだ」「これなら自分もできるかも」とか、そんなのでいいんだと思います。きっかけですから。
 
今回大阪からお越しいただいた講師の芳村さん、田中さんからもたくさんヒントをいただきました。一見難しそうなテーマの話も二人にかかれば、かけあい漫才みたいなもので参加者からは「分かりやすかった」「こういう話が聞きたかった」「民間と行政の関係についてもやもやしていたのがすっきりした!」と、意見をいただきました。
昼食時も講師を囲んでざっくばらんに会話しながら、皆さん楽しんでいました。
 
講師のお2人のお陰で、福祉住環境ネットワークこうちの活動についても参加者に認識を深めていただき、活動に参加したいとさっそく入会してくださった方が数名いらっしゃった事が大収穫でした!メンバーも増強し、来年はさらにパワーアップですよ!?q(^-^)p
高知のメンバーの皆さん。徳島から参加してくださった皆さん。ボランティアの女子大生お2人。美味しいお弁当を提供してくださったM's kitchenさん。ご協力いただいた皆さん。本当に有難うございました!
 
2006年1月エンドレスな事務局会議
2007年11月26日 (月) | 編集 |
福祉住環境ネットワークこうち」に強力な事務局メンバーがそろい、昨年からずいぶん救われています。
しかし、熱い論議が展開すると会議はエンドレス・・・気が付けば「あ、日付が変わっている!」という事もしばしば。かく言う私も声が枯れそうなほど語ってしまい・・・本日もやはり午前様です。
(※注意!ノンアルコールです)
2月5日に開催する、今年で3度目の「タウンミーティングin高知」を成功させるべく、事務局で打合せを入念に。高知のまちを誰もが住みやすいまちにしたい!と思う皆さん、とにかく来て!来て!参加していただければ、必ず大なり小なり”気付き”を持ち帰りはじめの一歩を踏み出していただける仕掛けを用意しておきます。お待ちしていますよ!!画像にすると熱が伝わりきらず地味ですが、打合せ風景をひとつ。P506iC0020513043
 
 
 
 

そしてパニック寸前の私の打合せ記録。これをMLやメールでのメンバーへの報告にまとめています。まさに芸術的ななぐり書き!今のうちに解読しておかないと後で読んでも分かりません!(>_<)こんなところに性格が出るなぁ。(^^;さて今からまとめるとします!P506iC0020644117
 

2005年12月福祉住環境ネットワーク会議全国大会in大阪
2007年11月26日 (月) | 編集 |
2005kaigi112月10・11日の2日間、大阪府豊中市にて第5回福祉住環境ネットワーク会議全国大会が開催されました。北海道から九州まで全国各地で福祉住環境を柱に地域に根ざした活動をされているNPOの皆さんが、17団体約80名ほど参加しました。毎回ですが、今回もしっかり全国の皆さんにパワーをいただいて帰ってきました!(^^)
今回は、高知と北海道の2事例の活動発表ということで私も皆さんの前で現在の取り組みについて発表させていただきました。その他にも全国から報告がありましたが、各地域のニーズに密着した取り組みをされていて参考になります。例えば、新潟では震災で倒壊した建物の復旧に奔走している。名古屋では災害時のための家具の転倒防止に取り組む市民ボランティアの育成。北海道では、NPOと行政が協働で取り組むまちづくりのシステム作り、徳島では中途難聴者のニーズから生まれた携帯筆談ボードの商品化の決定など・・・全国から得た情報を高知での活動にも生かしていきたいと思います。
また、詳細の報告は後日「福祉住環境ネットワークこうち」のホームページに掲載する予定ですので、皆さま気長にお持ちください(^^;
◆番外編◆
空港で夕食に買った「ひっぱりだこ飯(兵庫県)」は、蛸とアナゴが入っていてとっても美味しかったです!しかもこの器が魅力的・・・さっそく、食後は一緒に買った有名な鶴橋商店街のキムチの容器に使いました!なんか、壷に入っているだけでさらにおいしそうに見えますね!!(^-^)以上、番外編くいしんぼう日記でした♪
びふぉあ~   →   あふた~
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2005年11月園芸療法勉強会
2007年11月26日 (月) | 編集 |
engei111月24日、高知県リハビリテーション研究会の中に立ち上げた「住環境を考える委員会」の企画として、園芸療法学習会を行いました。
講師をお願いした石井忠彦さんは、病院、施設などで主に知的障害、精神障害、認知症の方に対して、DrやPT、OTの方とプログラムを検討しながら、リハビリの一環として園芸療法に取り組まれています。
参加してくださった医療・介護の専門職の方も、実際に現場で取り組んでいるところや、これからどういう風に導入していけばいいか、その効果はどうなのか、という事を知りたくて参加された方が多かったようです。障害によって出来ること、出来ない事があると考えるのではなく、本人が土に触れること、草花を育てることを楽しむ気持ちがあれば、それをかなえる手段はいくらでもあって、車椅子ユーザーも、視覚障害、聴覚障害の方も、認知症の方も・・・それぞれの楽しみ方で園芸が出来、そこには五感からの刺激や、命を育てていく喜びや大変さもあり、また在宅生活に戻っても続けることの出来る有効な療法であることを教えていただきました。
「クライアント センター」(当事者が中心にいる事を忘れないこと)の意識や、他職種とのチームカンファレンスの重要性、ひとりひとりに合った方法を見出し、在宅で生きがいを持って暮らせる状況につなげていこうとしていること・・・まさに私たち福祉住環境コーディネーターの関わり方と共有できる部分が多くあるんだな、という事を実感しました。専門性は違っても、おなじく生きていくための「環境」の改善に取り組んでいく立場として、これからもリンクさせていただきながら、ともに高知のまちに笑顔を増やしていきたい!と思いました。
講師の石井さん!ありがとうございました!(^^)engei2

2005年9月こうちNPO地域社会づくりファンド報告会
2007年11月26日 (月) | 編集 |
142_428825日の日曜日。四国銀行本店にて、春に助成をいただいたNPOファンドの中間活動報告会がありました。
同じく助成を受けた14団体からの活動報告がありました。
「福祉住環境ネットワークこうち」では、住宅改修研修会で使用できる実物大模型制作のために助成をいただいていました。6月の高知福祉機器展への模型の出展、8月の研修会、現在は株式会社トーカイへの常設展示などについて、また模型を使っての体験を通して住宅改修の必要性や効果、ひとりひとり必要な改修が違うことなどを一般の方にも理解していただけたことを成果としてご報告しました。
他団体からの報告も、地道な活動を続けられているところや、人手不足や資金不足など悩みを抱えながらも強いミッションを持ち前向きに道を切り開いていらっしゃるところなど、さまざまな分野の方々のお話を伺えて私たちも励みになりました。福祉、虐待防止、食、理容、映画上映など・・・一見方向性の違う活動のようでも、お話を聴くにつれて、ともに手を組み情報交換や協力していくことで相乗効果を生む可能性が見えてきました。
私たちからも「住環境というとハードの改善のみと考えがちですが、住環境=居・食・住すべてと考えていますので、ぜひこの場でお会いできた皆さんとつながって、いっしょに”高知のまちを誰もが安心してともに暮らせるまち”にしていきたいと思っていますので、よろしくお願いします!」とお話しました。
また近いうちに皆さんにお会いしたいです(^^)
 

2005年8月設立総会へのカウントダウン
2007年11月26日 (月) | 編集 |
ついに「福祉住環境ネットワークこうち」も重い腰を上げ(?)、28日にNPO法人の申請をするべく設立総会を開催することとなりました。現在、メンバーと深夜まで準備・書類の作成に追われています。他のNPO法人とリンクして1つのプロジェクトに取り組む機会や、「福祉住環境ネットワークこうち」として委員会や企画に参画していく機会も出てきました。
もちろん、柱の活動である福祉住環境整備については、相談窓口の確立を大きなテーマとして取り組んでいきたいと考えています。なによりメンバーの熱意に支えられ、次への一歩を踏み出すことが出来ました。まだまだこれから!あせらず、すみやかに・・・メンバーとともに成長していきたいと思います。