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とさでん交通にて「障害者サポート研修」を実施しました。
2017年01月26日 (木) | 編集 |
1月24日。とさでん交通にて、県主催の「障害者サポート研修」を実施しました。
主に視覚障害、聴覚障害、肢体不自由の障害についての理解とサポート方法を学んでいただく研修内容で、笹岡は肢体不自由者についてと、サポート総論を担当させて頂いています。また、タウンモビリティの仲間である前田梢さんは脳性麻痺で電動車いすを使用している立場で毎日バス利用をしている経験から一部講師をお願いし、そして前田龍一さんには実技研修での車いす介助レクチャーを担当して頂きました。

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聴覚障害者の介助についての講義の様子。聴覚障害当事者であるお二人と、手話通訳者による講義でした。耳にヘッドホンをして疑似的に聞こえない状態にした1人に、他の参加者が表情やジェスチャーを使って伝える。一人だけ聞こえない、状況が分からない不安の体験と、手話が分からない場合でも伝えようとするコミュニケーションの大切さを学んで頂きました。

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視覚障害者の介助についての講義の様子。日頃からバス利用をされている視覚障害当事者の方が体験からのお話として、アナウンスが聞き取りづらいと見えないので行き先が確認できない、ですか(ICカード)をタッチする機械の位置が車輌によって乗り口の右側であったり、左側であったり違うことで戸惑ってしまうなど話されていました。また高知市の視覚障害生活訓練指導員の渋谷さんから、視覚障害にも視力障害、視野障害、色覚障害などがあり、さまざま見えづらさが違うことをお話しされていました。

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担当させて頂いた肢体不自由者の介助とサポート総論の講義では、肢体不自由にはどんな障害があるのか、車いす使用者と言っても障害の状況がさまざま違うことなどをお伝えし、電動車いすでバス利用をされている前田梢さんが日常バスを利用していて感じていることなどもお伝えしました。また昨年4月から障害者差別解消法が施行され、高知市では手話言語条例が施行された背景も踏まえて、今回は法制度としてノーマライゼーションの考え方が「当たり前」になってきていることの意識を持って頂きたくて、公益財団法人交通エコロジー・モビリティ財団が発行する「すぐわかる!障害者差別解消法(交通事業者向け)」についてや、伊勢志摩バリアフリーツアーセンターの事例をご紹介し「ユニバーサルツーリズム」「パーソナルバリアフリー基準」の考え方についてもお話しさせて頂きました。そして、昨年7月に松山で開催された日本モビリティ・マネジメント会議で事例発表があった、人員や資金が不足していても時間がかかっても改善に向けて取り組んでいる他県の公共交通機関・行政の事例についても少しご紹介し、高知でも民間と連携すれば改善のために出来ることはある!「ともに」誰もが利用しやすい公共交通を高知のまちに作っていきましょう!とお伝えしました。

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午後からは実際に車輌を使っての実技研修を行いました。車いすの基本的な操作方法をお伝えし、バスではスロープの出し入れ、安全な誘導についての体験をして頂きました。緩やかに見えるスロープの傾斜も案外上げ下ろしに苦労されている様子もあり、介助の大変さも分かり、さらに乗っている方の不安感も理解できた体験だったようです。

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バスのスロープの形状には3種類ほどあるそうで、通常の業務の中ですべてのスロープを扱ったという方も少なく、スロープの扱い方の研修も必要だと感じたという意見もありました。また車いすのお客様に接した機会がない方もおり、こうした実技研修はいい経験になったと言ってくださっていました。とにかく、大切なことは安心させるような声掛け!ということを一番にお伝えし、皆さんさっそく実践してくださっていました。

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電車の車輌を使っての体験では、電停の高さがないため仮説の台やスロープを使って、車いすの方の介助の体験をしていただきました。

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車いすのどの部分を持てば安全かなど確認して車輌の中と外に介助者が立ち、車いすを抱えます。

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手順が分かれば割と皆さんスムーズに乗せ降ろしが出来ていました。普段は体験する機会がないという方も、今後のために経験しておけて良かったと言われていました。

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また、車いす以外にも高齢であったり足の障害のため、ステップを上がり下りしづらい乗客の介助体験もして頂きました。今回は、左半身が麻痺の方と想定して、身体を支えたり足を上げるサポートと、併せて必ず声掛けをすることも徹底して頂きました。

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肢体不自由者も疾患や症状により対応が様々ですので、今回の研修ですべての方への対応を学べるわけではありませんが、少しでも相手の立場になって考えて頂けるきっかけになったのではと感じています。

★そして、おまけ★

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とさでん交通本社での研修会場は3階でしたが、エレベーターがなく階段しかありません。しかし、講師の1人に車いすの梢さんがいるのだから移動のお手伝いをして当然!と嫌な顔1つせず、1日の研修で合計3往復もお手伝い頂きました。

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息を合わせての動きも、これも研修の一環として役立っていると思いました。そうだとしても、皆さんのご協力に本当に感謝しています!

これからも継続して、こうした研修の機会や、困った時にはお互いに相談し合ったり、情報交換しあいながら、ともに誰もが利用しやすい公共交通を育てていける関係が保っていけたらと思います。皆さん、業務もご多忙な中、研修にご参加頂いてありがとうございました!これからも「ともに」ぜひよろしくお願いします!(^^)
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