NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)の日々の活動をお伝えしていきます。皆さん、応援してね!(^^)
2007年7月つなぐという役割(代表笹岡のつぶやき)
2007年11月27日 (火) | 編集 |
「笹岡さんは、何をやりたいのか分からない。」
 
・・・数年前、走り回っている私に周りがそう言っていた。
 
認められないことも、否定されることも、私はただ目の前の必要なことに真剣に向き合っているだけで、それがなぜか分からなくて、苦しんだ時期があった。
 
「建築士なら、大きくて立派な建物を建てた経験がなければ価値はない」とか、障害者や高齢者のニーズに応えて奔走することも「それは建築士がやる仕事ではない」と、信頼していた仲間から、その真意も確かめずに排除されたこともあった。
 
そうした言葉に奮起して1級建築士を取得したという仲間もいるけれど、私はあえて、その中途半端な存在と否定される役割の大切さを伝え続けたくて、不器用ながらも特別な肩書きの鎧で身を守ることもせずに、ストレートな想いでただ走り続けてきた。
 
ここ数日も相談が増えている。
「身内が障害を持っていて、新築を検討していて知り合いの建築士に相談したら、図面を書いただけで80万円を請求されたけど、払うべきなの?」
「住宅に設置するエレベーターと段差解消機の違いは?安くて済む方法はあるの?」
「スロープを取り付けたいけど、どんな方法が適切なの?試せる方法はあるの?」
「障害者施設でつくった商品を広めたいけど、協力して欲しい。」
「ある工務店からリフォームのために市の助成制度を使いたいと連絡があったけど、書類の不備があったり、高額な見積り内容で困っている。」
「進行性の難病で、半年後にどんな状態か分からないけれど、今から先にどういった住宅改造が必要か、アドバイスが欲しい」
などなど・・・相談者も専門職や行政担当者や、当事者の家族など、幅広いところから相談があり、そのすべてに対して応えていくには、1つの専門性だけでは解決できない。
 
ますますそうした”狭間”の部分を解決する役割の必要性を感じている。
 
それなのに、その必要性を重視している人は少ないように思える。結局、まだまだ”狭間”を漂う中途半端な位置づけなんだなぁ~・・・つくづくその難しさを痛感する。
まだ道が確立されていなくて「パイオニアですね!」なんて持ち上げて言ってくださることもあるけど、つなぐことに終始すれば自分の専門性が薄れて、他の専門職からはアウトサイダーな扱いを受けたりする(苦笑)
でも・・・実際にはそんな私に相談が増えてきているのはなぜだろう?
 
例えば、普段の日常の中でも、いろんな場面で自分が本当に困っていることを誰に聞けばいいか、どこに行けば解決するのか分からないことがよくある。
 
そんな時に必要な情報につないでくれたり、全体を見て適切なアドバイスをくれる存在がいたら、すごく助かるけれど、最終的にはつないだ先で解決してくれたところの評価はされるけど、つなぐこと自体の大切さって、スルーされてあまり感じてもらえないことが多い。
 
最終的に、困りごとを抱えていた人が解決して笑顔になってくれるなら、黒子になることは構わないのだけど、そんな見落としがちな役割の大切さを、ある意味まだ確立されていない役割をひとつの専門性として認めてもらえるように、地道に発信していかなきゃいけないんだなぁと、まだまだ時間はかかるなぁと改めて思ったりした。
 
あー・・・なんか、書いていてまわりくどい(>_<)
要するに、あぜ道も踏みならしているうちに皆が通れる道になる!
 
私の専門は「つなぎ役」です。「歩くよろず相談所」と呼んでください(笑)
 
・・・と、自信を持って言い続けようと企んでいるこの頃です。
 
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