NPO法人福祉住環境ネットワークこうち(愛称:ふくねこ)の日々の活動をお伝えしていきます。皆さん、応援してね!(^^)
2005年4月リフトセミナーに参加
2007年11月26日 (月) | 編集 |
lift14月9・10日と、「うえるぱ高知」主催の介護用リフトのセミナーを、メンバー数名で受講してきました。
いろいろな種類のリフト、吊り具を状況に応じて選ぶことが出来るように、その使用方法など、講義と併せて2日間吊って吊られてそれぞれのリフトの特徴を学んでいきました。私は昨年に引き続き2度目の受講でした。日ごろ触れる機会がなかなかないため、忘れてしまうのでもう一度体験として勉強したいと思い参加しました。
在宅で福祉住環境整備にあたる中で、リフトを提案した方がいいのではと思うケースもありますが、実際に自分が体験して知っていないと自信を持ってリフトを導入することによってその方の生活がどう改善されるか、どういった効果があるかをお話しすることが出来ません。また、用具も使いやすく改良されたり、新商品が出たりと情報が進化していきますので、最適な住環境の提案が出来るためにも、今後も定期的にこういった機会に参加していきたいと改めて思いました。
画像は誰でも簡単に装着できる新商品の吊り具(株式会社ウェル・ネット研究所)です。主催のうぇるぱ高知のブログにも報告が掲載されると思います。
 
 また初日の夜に懇親会がありましたが、リフトのメーカー、施工業者、理学療法士(PT)、作業療法士(OT)、建築士などなど、さながら異業種交流会のようでもあり、大変盛り上がり有意義な時間でした。病院を退院されて在宅に帰られる患者さんが、在宅で安心して生活できるためにそれぞれの想いや、その立場から出来ることは何か、こういう異業種に困っている、意思の疎通が図れないなどざっくばらんに話が出ました。
PTさんからは、病院のリハ室で動作できることを確認したから「家でも出来る」とPTは判断してしまいがちだけど、実際家に帰ればリハ室のように広い安全な造りであるはずはなく、少しの段差が超えられない、病院では出来た動作もうまく出来ないという事もある。また便所、浴室などその場その場を見て改修を考えてしまいがちで、朝起きてから夜寝るまでの一日のその方の生活動線で考えられていない事もあると。
また、建築・施工職の方から、医療職の方に「この疾患の場合はこの手すりのつけ方で」とマニュアル的に命令されるような体験もあるけど、建築士の中にも「住環境は私たちの専門分野だから建築士の意見が一番。福祉については勉強しなくても必要な時にその専門に聞けばいい。」というような姿勢の方もいるし・・・お互いにそれぞれ誤解があったり少しの歩み寄りで解決する事もあるのにという話が出ました。
 他の専門職の意見を聞こうとしない、連携の必要を感じない何よりの原因は、中心に当事者がいないからだと思います。
本当にその方の生活を改善していきたい、生きがいを持って住み慣れた家で暮らし続けて欲しいという想いが関わる専門職の共通目標ならば・・・自然と手をつなぐはず。でも連携を取りたいと思っても「お互いに何が分からないのかが分からない」という正直な意見もありました。
やはりいくつもの専門職が連携を取りすすめていかなければいけない福祉住環境整備については、つなぎ役となる人が必要と改めて話しました。
こうして他の専門職の役割も認めてフラットに意見が話せるひとつには、ほとんど全員が「福祉住環境コーディネーター」を取得していた事もあるのではと思いました。
実際には仕事にはっきりメリットが見えないかもしれませんが、それぞれの職種の役割や専門分野についてある程度勉強しますので、こうした問題点に気づくことが出来るのかもしれません。改めて、福祉住環境ネットワークこうちの活動としても、誰もが安心して暮らせるためのさまざまな場面で「つなぎ役」となっていきたいと思いました。
 
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